吸気系メンテナンスの注意点（重要）

４連スロットル搭載車

４連スロットルの洗浄は　エンジンをかけたままエアフロ入り口から吸い込ませる方法のクリーニングではしないようにしてください。この方法では、エアフロ、インテークパイプまでは洗浄されますが、インダクションＢＯＸにクリーナー液が溜まり、４連スロットルまではあまり到達しません。４連スロットルの洗浄は、エンジンを止めて、インダクションＢＯＸを開けて行ったほうがいいでしょう。アイドルが不調の場合は、この方法でも、エンジンをかけたままエアフロから吹き込み後１０分ほどしてからエンジンをかけ、多少走ってエンジン内のガスを抜き、ＣＰＵをリセットすると調子が戻ることもあります。
（特に湿式エアクリ装着のＡＥ１０１で実績あり。湿式の油がエアフロと４連スロットルの小開度のときのエア通路を汚すために起こる症状のため、エア通路についたオイルを脱脂すると直る。　ブローバイが多い場合もみられるため、その場合はオイルキャッチタンクを付け、エア吸気通路にはオイルミストが入らないようにしてしまうことが必要。

全車種共通

インテークパイプ以降（エンジン側）のクリーニングの際は、クリーナー液を一度に入れないことです。　液体は圧縮されませんのでエンジンに液体が入って圧縮された場合、コンロッドが曲がったり、ヘッドガスケットが抜けるおそれが有ります。