AE-MY GARAGE オリジナルアイテムコーナー
純正加工強化エンジンマウントの作り方
この方法は パーツ入手が難しくなった古いクルマやお金の無い学生さんや新社会人には大変助かる方法のはずです。
様々な車種 ブッシュ マウント などの強化に役立つと思うので あえてAEのための手順とはしません。
フロント側のマフラー吊り金具の強化などにも応用できます。(自己責任)
参考までに AE92 AE101 AE111などは MTの前に付いているエンジンマウントが最も簡単に交換できるため このマウントだけ強化してみて効果を確認すると良いでしょう。
注意したいのは ブッシュなどの強度分散用の穴は 余分なものではなく ブッシュがしなったときにクルマが安定方向になるようなアライメントにしてくれる大切な役目をします。
埋めてしまうと 分散しなくなりますから クイックにはなりますが クルマは助けてくれません。
ドライバーの運転の正確さを要求しますから 初心者は 純正ブッシュのまま乗ることをお勧めすします。
エンジンマウントの強化については 様々な車種で同じように行っても事故の危険性などはなく 強化したことによる 加速、減速時のMTの入りやすさ エンジンの揺れが減少する というメリットと 騒音が大きくなる 車体の振動が大きくなる バンパーや室内で共振で音を出すパーツが見えてくる などの弊害も出ます。 そういったことを心得たうえで 自己責任で行える方のみ行うようにしてください。
また 塗るときはていねいに行い やわらかいうちに形を整えることをお忘れなく。。あとで直そうとしてもなおりません(実験済みなのできっぱり言えます^^;;)
一気に埋めるとうまく行かない場合は少量で一応埋めてから 次の日にでも仕上げるといいです。
パーツと道具
・パーツ: 純正エンジンマウント(切れていないもの)
セメダイン靴底補修用 「シューズドクター」 ホームセンターに売っています。カーショップにはありませんので注意^^;;
・道具 : サンドペーパー#400 または ワイヤブラシ ステンレスたわしなど
新聞紙
ビニール袋または ガムテープ
・作り方
1.マウントを脱脂します
2.マウントの埋めたい穴の周囲やシューズドクターを塗る部分にサンドペーパーあるいは細かいワイヤブラシまたは ステンレスたわしなどで表面を新しくします。(ゴム表面を荒らします)
3.キッチンペーパーなどで拭くかコンプレッサーエアーなどで削った粉などを飛ばしきれいにします。
3.埋めたいブッシュやマウントの反対側にビニール袋かガムテープをきちんと紙テープやビニールテープで貼ります。(セロハンははがしにくいのでNG)
この面が仕上がり時に見えることになるので あまりしわのないようにていねいに。
4.シューズドクターを 埋めたい穴に「ぐにゅーーつ」っと つめます。 いっぱいに詰めるとTRD強化よりも強化になります^^;; ほどほどが良い方はほどほどに。。
5.塗ったやわらかい面を上、先に貼った面を下にして「3日以上」置き 固化させます。
6.3日以上たったら堅さをドライバーなどを押しつけて確かめます。 純正ゴムよりも堅ければ完成。。 装着して効果を確かめてください。
あせって 装着が速すぎるのは(固める期間が短い)のは せっかく作ったのにその耐久年数が落ちるだけですからできるだけ余裕を持ったほうが良いです。
私の場合は 冬に作ったのでファンヒーターで暖めていましたが 夏ならそのままでOKでしょう。
寒い日は ドライヤーで少し暖めるのも固まり安くなりますが 熱のかけすぎは逆効果なので注意しましょう。
これを行うには 今使っているものを固めるか、新たに入手した中古品(新品は必要ないと思う(ゴムが切れていたりよくよくへたってしまっているものはNG)
足にも使っていて3日もクルマを乗らないなんてできない方は、まず 強化マウントに換えた方のへたった純正マウントとか 解体車のエンジンマウントを入手しよう。
注:この方法はあくまでも簡易的なものです。 まめに状態を確認しメンテナンス(また塗って3日おく)をしましょう。。 安定すれば長く使えます。。 靴底用ですし耐環境性も抜群です^^;;
今までいろんな方法を試しましたがゴムはゴムで補強が最も長持ちします。 シリコン ウレタン 各種ゴム系の充填剤 と試して 最後にみつけたのがこの靴底補修用の液状ゴムです。
ホームセンターに売られているので 入手も簡単です。
と いうことで ゴムのマウントやブッシュの強化案の最終形として公開することにしました。
充填はシューズドクターでなくてはいけません。ウレタンもシリコンも相手はゴムなのではがれてしまいますから ゴム系のシューズドクターを使います。シューズドクターはゴムよりも堅い仕上がりになりますが 純正のゴム が芯になるのでその収縮は生きます。収縮してもはがれないようにするにはいっぱいに詰めるか 柱を残して 隙間を埋めることです。
割れたり はがれても 純正以下には強度は落ちないのでその点は トラブルにはならず助かります。
クルマを3日以上乗らないなら 車載状態で埋めるのもOKかも知れません。ただし この場合は変形した状態(ストレスがかかった状態)での塗布になるのではがれやすくなるかも知れません。
これを行うには自己責任で行って 数日後の走行後に確認してみるといいでしょう。
効果を確認出来た方は 質問掲示板 で感想などお聞かせください。
「AE-MY GARAGE」 黒のマリノG